「TPPに反対する人々の運動」
近藤康男
前回のコラムの閉めで、今回は「対日交渉目的」について、TPPとの比較を中心に少し詳しく検討したい、と書いた。しかし、具体的に書こうとするとコラムの字数では手に負えないし、前回のコラムで既に重要な点については触れたと思われるので、今回は割愛することをお許し願いたい。
ただ、米通商代…
TPPプラスを許さない!全国共同行動
日 時:2019年2月8日(金)
会 場:参議院議員会館講堂
参加者:230人
1)TPPプラスを許さない!全国共同行動が主催するシンポジウム「グローバリズムは私たちを幸せにするか!?Part3」が2月8日に参議院議員会館講堂で開かれ、230人もの人々が集まりグローバリズムの問題点と市民…
TPPに反対する人々の運動
近藤康男
12月21日に米国は22項目の「対日交渉目的」を、1月11日には24項目の「対EU交渉目的」を連邦議会に送付した。EUは1月18日直ちに“交渉指令案”とも言える4つの文書を公表した。そして日本政府は9月26日の日米首脳会談・共同声明以降、未だに相も変わらず、“物品貿易”などと、誰もが“そんな…
「TPPに反対する人々の運動シンポジウム くらしと労働の現場から」として、移住労働者問題と地域農業・農村の取り組みの報告を受け討議します。オープン講座ですので、会員以外の参加も歓迎します。
日時: 2019年3月2日(土) 15時~19時、3月3日(日)9時30分~11時30分
場所: 東京都千代田区神田駿河台「…
TPPに反対する人々の運動
近藤康男
政府調達の分野は、基本的に政府や関係機関による物品やサ-ビスの購入について、その手続きの透明性を高め、競争入札の導入を促進し、市場開放を進めることを規定している。
GPA、TPP以上の市場開放
日EU・EPAの政府調達章の条文は、TPP以上に「WTOの政府調達協定」(以下GPAと記す…
TPPに反対する人々の運動
近藤康男
日本政府の通商交渉は、譲歩の連鎖とその拡大が特徴であり、それは、“勇ましい掛け声”と“やってる感”を醸し出すだけの政治手法の必然的結果だ。そしてその連鎖は、(USTR曰くTAGならざるUSJTA)米日貿易協定への舗装道路にも続いている。
EUの最近の通商交渉の姿勢には、日EU・EPAで…
18年12月3日(月)
近藤
11月12日院内集会まとめ
-日EU・EPA国有企業章・政府調達、及び通商協定に関連する動向について-
(はじめに)
日本政府の通商交渉は、譲歩の連鎖とその拡大が特徴であり、それは“掛け声”と“やってる感”だけの政治手法の必然的結果とも言えるものだ。結局、TPP早期批准が米国の復帰に…