「TPPに反対する人々の運動」から 10月7日世話人会報告と11月に向けた取り組みの呼びかけ

 「人々の運動」の会員の皆さん、そして共にTPP反対運動に取り組んでおられる皆さんに、「TPPに反対する人々の運動」世話人会の報告と現在の取り組みについてお知らせします。(世話人:近藤康男)

 〇9月10日(水)に海外の市民団体と日本側とで国際電話会議を開き、秋のヤマ場に向けた取り組みについて意見交換をしました。(「STOP TPP!! 市民アクション」)

〇9月27日の「TPPを巡る運動のこれからを考える全国交流集会」には全国各地から様々な分野で取り組む諸団体から、250余名の皆さんが参加し、11時~17時まで熱心な議論と運動の交流がされました。(実行委員会)

〇海外の市民団体と共同で、TPP参加各国の国会議員に呼び掛けて各国首脳に申し入れを行う、「国際共同書簡」への賛同署名を、日本の国会議員に呼び掛けています(「市民アクション」)。

 ●反TPP国際アクションデ-に呼応した行動に取り組みます。各地でヤマ場に向けた運動に取り組みましょう。(「市民アクション」)。
11月4日(火)18時から:拡大版「官邸前アクション」(首相官邸前で)
11月7日(金)10時半~12時半:リレ-・ト-ク「いま言いたい!TPP交渉」(参議院議員会館101会議室)に参加を訴えます。(実行委員会)

●連続講座への参加を訴えます(「人々の運動」)
  11月29日(土)15時~18時「TPPに対抗する置賜自給圏構想」(菅野芳秀さん)
  12月18日(木)18時半~20時半「日本からソウル宣言に応えて」(丸山茂樹さん)
  1月20日(火)18時半~20時半「NAFTAの国メキシコにTPPを探る」(加藤真希さん、他)
     事前申し込みが必要:1rUXnLV    
  場所は連合会館:地図はこちら http://rengokaikan.jp/access/

●「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」への会員になってください。(訴訟の会)

〇11月22日(土)~24日(月)「TPP意見交換会・全国実行委員会」合宿に山浦さん、磯田さ
んが参加します。

1.情勢
〇9月23-24日の日米閣僚会合は“物別れ“に終わった。
〇日米それぞれで、物別れになったのは相手のせいであるとの非難合戦らしき発言が散見
  ・甘利:ギリギリの、かつ柔軟性のある提案に対し、米国は自動車部品の関税撤廃案を白紙にするということを    し、議論が噛み合わなかった。他の交渉参加国と先に関税問題を進める。
  ・フロ-マン:日本は安倍政権の経済政策・アジア政策実現のためにも更に大胆な対応をすべきだ。
  ・それぞれの国内の政治状況を背景に、交渉の最終局面で、演技をしているとの見方もある。
  ・今回の譲歩が次回以降のスタ-トラインになり日本は更に譲歩を迫られるとの懸念もある。
 〇9月26日安倍首相―バイデン副大統領会談
   早期妥結に向けて、首脳の強い指導力で交渉を進展させる方針を確認。
 〇米国からの圧力の高まり
  ・10月4日CSIS政治部長が日経新聞に寄稿:フロ-マン発言に同じ
  ・USTR:上院議員に「最後の局面で為替操作条項を提案する」
  ・自動車業界:9月末の声明「市場アクセスはどうでもいい、為替操作条項が入らないならTPPに反対」
   ※為替操作条項は、①経常収支黒字国、②6ヶ月の輸入代金に相当する外貨準備保有国を対象に、関税を    元に戻すという罰則を適用するものと推測されており、日本、マレ-シア、ペルー、シンガポ-ルが潜在的対象   国となっている。
 〇10月10~15日日米事務レベル協議:着実な進展、しかし終わりにはまだ遠い。
 〇今後の日程:10月19-24日キャンベラで首席交渉官会合(市場アクセス、原産地規則、環境、国有企業、知財、投資、制度的事項)
10月25-27日シドニ-で閣僚会合(その後も首席交渉官会合の可能性)
11月4日米中間選挙、10-11日北京APEC
12日から東アジアサミット  15-16日豪州G20首脳会議
 (このどこかで閣僚会合、続いて首脳会合か?)
 〇合意への期待は高いが、日米の国内政治の時間軸のズレが合意への最大の障害。
  ・米中間選挙後のレイムダック化を考えるとTPAは年明け、かつ共和党が選挙に勝利すればTPA(貿易優先事項法案)はもっと他国に厳しい要求と議会の権能強化を含むモノに。
  ・11月合意の水準は、日米の大筋合意が間に合えば、それを強調し、交渉に勢いを付けるような
内容か??

2.TPP参加各国首脳に宛てた各国議員による「国際共同書簡」
  現在各国の市民団体が自国の国会議員に働きかけて、居通の内容の書簡に署名をした首脳への申し入れをしよう、ということで首脳会合前に公開出来るよう準備しています。日本でも60数名の国会議員、更には前職の議員にも声を掛けて賛同署名を募っています。
  申し入れの内容は、①国会決議の遵守、②条文の調印前の開示、③米国議会による各国の主権侵害に繋がる“承認手続き”に反対、の3点。(申し入れの書簡は別紙)
 “承認手続き”とは、協定調印後も、米国の解釈に基づく協定内容に沿った各国の国内法などの整備を米国が要求するもので、各国が米国議会の要求を満たさない限り協定を発効させないというもの。

3.リレ-・ト-ク「いま言いたい!TPP交渉」
11月7日(金)10時半~12時半、参議院議員会館101会議室で開催します。呼びかけは「TPP交渉からの即時撤退を求める大学教員の会」「TPPに反対する弁護士ネットワ-ク」「主婦連」のそれぞれの代表の呼びかけで、市民アクションが事務局として支える形で開催します。
  各分野の代表的な団体の代表、国会議員に幅広く呼び掛け、“今の”交渉局面で言いたいことをリレ-方式で発言してもらおうと準備をしています。
 反TPP国際アクションデ-に呼応した行動の一環としてTPP首脳会合に向けて声を挙げる取り組みとして位置付けています。8日には豪州・ニュ-ジ-ランドで「ナショナル・デイ・オブ・アクション」として取り組まれ、米国では8日までの「反TPP週間」が取り組まれます。
 是非皆さんの参加を期待するものです。

4.「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」への参加・協力:チラシ、申し込み書は別紙のとおり
  「世話人会」で議論をし、①「人々の運動」として賛助会員になる、②共同代表の菅野芳秀さんが「人々の運動」共同代表の立場で呼びかけ人に参加する、③「人々の運動」の会員・知人に会員となることを呼び掛ける、その場合「人々の運動」を含め所属団体名は各会員の判断に任せる、ことを決定しました。会員・知人の皆さんの参加を呼びかけます。申し込みについては別紙資料を参照願います。
 申し込みに際しては事務の都合で、①申し込みはファックスで行う、②年会費は振り込みで行う、ことに留意願います。
 訴訟には多くの壁がありますが、①秘密交渉により憲法で保障された知る権利が侵害されている、②それにも拘わらず社会や私たちの暮らし全体を覆い、生存権や幸福追求の権利などを侵すものであり、損害賠償を求める、③知る権利に対する侵害との判決が出れば当然交渉差し止めを求める、という3つの柱で争う方針です。
「訴訟の会」は個人の会員から成るものとし、年会費一口2,000円で2万人を目標としています。現在10名余の弁護団が確定し、訴状の準備をする一方会員募集をしているところです。別紙申込書を利用して是非会員申し込みをされるよう訴えます。原告団については会員の中から希望者を募っています。また、別に年会費一口1万円の「賛助団体」も募集しているので、これについても申し込み書を別紙として添付します。
(なお、呼びかけ人の一人山田富士雄さんの所属が「北海道農民連盟」であるべきところ印刷ミスで「北海道農民連」と別の団体になっていることを承知願います)