【新刊情報】よくわかるTPP48のまちがい―TPPが日本の暮らしと経済を壊すこれだけの理由

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よくわかるTPP48のまちがい―TPPが日本の暮らしと経済を壊すこれだけの理由


2010年10月1日当時の菅直人首相は所信表明演説で「TPP」への参加を打ち出した。財界、大手マスコミが賛成一色の中、続座に反対論を打ち出したのが農文協であり「TPP反対の大義 (農文協ブックレット)」であった。年が開けて農業分野だけの問題ではないとブックレット第二弾「TPPと日本の論点」、そして震災復興批判本「復興の大義―被災者の尊厳を踏みにじる新自由主義的復興論批判」と立てつづけに発刊した。

ブックレット第四弾となる本書は、TPP賛成論一色だった2010年末当時からの論理矛盾はなはだしいTPP推進論根拠をリストアップし、それらのおかしな点を丁寧にわかりやすく分析・解説する。TPPの話題についていけない、どこから手をつけたらいいのか…という方にはオススメの入門本だ。

<著者プロフィール>
鈴木宣弘(すずき・のぶひろ)
1958年、三重県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科教授。
1982年、東京大学農学部を卒業後、農水省に入省。2006年より現職。著書に「TPPと日本の国益」「現代の食料・農業問題~誤解から打開へ~」など

(以下、農山漁村文化協会ページより転載)

<解説>
米韓FTA批准が強行採決された韓国で20~40代の青壮年を中心に強い反対運動が起きている。国民的議論に付さないまま進めてきたこの協定が、とてつもない屈辱的、売国的条項に満ち満ちていることが白日の下にさらされたからだ。 今、米国議会では「TPPでは韓国から引き出した以上の譲歩を日本に迫る」という驚くべき議論が展開されている。本書はそうした状況や米韓FTAの内容も紹介しながら、TPPを推進する側の論拠、主張を48項目に整理し、そのまちがいを一つひとつ丁寧に解説した。各項目読み切りでどこからでも読める。

<目次>
●PART1入門編 「わかりやすいTPP賛成論」の基本的まちがい6つ
1.アジアの成長を取りこむためにTPP参加は不可欠だ
2.お互い関税を撤廃しても安いものが買えるのはいいことだ
3.貿易自由化の流れは世界的な潮流なので逆らうのは時代錯誤だし、抵抗できるものではない
4.貿易立国で成長してきた日本だから、今後も輸出振興が生き延びる道だ
5.TPP問題は農業を取るか、国益を取るかの対立だ
6.農業界はTPPの被害ばかり強調して、自らの強化ビジョンがないではないか

●PART2 貿易ルール、経済、国の針路全般に関わるまちがい編
7.TPPはアジア太平洋地域の貿易ルールになるから参加しないと孤立してしまう
8.いずれにしてもFTAAPが目標で、どのルートで登るかが違うだけだ
9.中国も韓国も孤立を恐れて、いずれTPPに参加せざるを得ない
10.米韓FTAで韓国に先を越された分を、TPPで取り戻せ
11.TPPで「貿易円滑化」が一気に進む
12.日中韓や日・EUなど、他のFTA構想がなかなか具体化しないからTPPしか道はない
13.まずTPPを進めなければ他のFTAも進展しない
14.TPPで日本のGDPは増加するという政府試算は認めるべきだ
15.震災復興のためにTPPで農村を活性化する必要がある
16.アメリカへの従属関係においてしか日本の未来はない
17.TPP協定の内容がどうなるかは情報がなくてわからないから、早く参加した方がいい
18.「TPPおばけ」が根拠のない不安をあおっている
19.ISD条項は日本の従来のFTAでも入っているからTPPで問題にするのはおかしい
20.食品や農薬の安全基準は各国が独自に定める権利をもち、TPPで緩められることはない
21.韓国はFTAを推進しつつ、農業対策も強化して成功している
22.日本は米韓FTAを見習うべきである
23.例外措置は交渉次第で認められるから大丈夫、だめなら脱退すればいい
24.TPPは多国間協定だから日米FTAよりも緩やかな協定になる
25.FTAの増加は世界に自由貿易が広まる望ましい傾向だ
26.例外措置が少ないほど優れたFTAだ
27.農業分野が障害となってFTAが進まないからTPPしかない
28.農業のせいで国益が失われる-TPP問題は「農業保護VS国益」の対立だ

●PART3 強い農業、食料安全保障、日本農業化保護論などのまちがい編
29.関税を撤廃しても農家には所得補償があるから大丈夫
30.輸入米価格は、自由化の被害を最大に見積もる3000円ではなく、9000円程度と見込むべきだ
31.ゼロ関税まで10年の猶予があれば、農業はコスト削減して補てんの財政負担を縮小できる
32.補てん財源が足りなければ対象を大規模農家に絞ればいい
33.世界のコメの生産余力は限られているし、高品質な日本のコメは負けない
34.貿易を自由化して競争すれば強い農業ができる
35.競争を排除して既得権益を温存していては、成長できない
36.牛丼が100円安くなるならTPPに参加した方がいい
37.安さの追求は効率性の追求である
38.日本農業は過保護だからTPPによるショック療法が必要だ
39.日本の農産物が高いのは、価格指示政策のせいだ
40.国土が狭い日本だから、食料自給率が低下するのは仕方がない
41.日本は食料自給率引き上げが無理なのだから、あきらめて輸入依存の道を行くべきだ
42.施設園芸が成功しているのだから稲作も大丈夫だ
43.貿易自由化が不十分だから世界の食料自給は不安定化する。自由化を推進すべきだ
44.協定を結んで輸出規制を禁止し、安定供給の確約を取り交わせば良い
45.そもそも非効率な産業に補助金を投入する道理はない
46.生産を維持するには高関税ではなく直接支払い制度のほうがよい
47.TPPを契機に規模拡大してコストダウンすれば「強い農業」になる
48.強い農林水産業になるための対策がないではないか

<付録1>米韓FTAの問題点
<付録2>米韓FTAの特徴的な規定

この記事へのコメント

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2012年10月16日 04:43
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