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<<   作成日時 : 2012/05/12 07:32   >>

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ニュージーランド交渉責任者との意見交換メモ
Notes of meeting with NZ lead negotiator 1 May 2012

1.利害関係者の活動
私たちが不満を持っていることは彼に伝わっていた。彼が言うには米国はいろいろと試しており、今回うまく行かなかったら次 回は別の方法をとるだろうということである。私が、それでは人々は出席しないだろうということを伝えたが…(同じように繰り返しても構わ ないだろうと言わせないために、このようなやり方では全く適切とは見なされないのだということをハッキリさせなければならない)彼らも情 報を受け取っておらず、数日前に問い合わせたら2〜3日中に連絡があるとのことであったとのこと。
(※5月の米国主催のTPP交渉全体会合では、当初USTRが利害関係者によるプレゼンテ−ションや各国交渉担当 官との接触を制限する態度をとっていた。しかし結局、直前になって突然不充分な形で設定されることとなった。この過程で米国の市民団体を 中心に強い抗議の申し入れが続けられていた。)
Stakeholder activities: He has got the message we are not happy. Says the US is experimenting and if this doesn’t work they will try something else next time. I said well people won’t be there so …. (I think this means we have to make sure it is not seen as adequate or they will say it is fine to repeat). They have not received any information either, so queried several days ago and were told it was coming in a couple of days.

2.次回以降の交渉
7月 については(今後知らされることになっている)日程がいくつか提示されているが、場所については西海岸であるということ以外は不明である。交渉は7月と9月、そして12月に予 定されているがそれ以降のことについてはわからない。11月の選挙結果次第であろう。
Future rounds: there are indicative dates for July (to be provided) but no location, beyond West Coast. There are scheduled rounds for July, Sept, Dec. Not clear what will happen after that. Outcome of November election will determine that.

3.貿易担当大臣会議
APECの貿易担当大臣会議では声明が出される予定はなし。どちらかと言えばAPEC首脳会議では可能性あり。
Not expecting any announcements from APEC trade ministers. More from APEC leaders.

3.TPA貿易促進協定
人々がこのような仕組みを望んでいることはよく分かっている。このことは交渉においては重要ではないが、採択されるには重要な要素である。
TPA – it is pretty well understood that people would like to see such an instrument – not important for negotiating but is for adoption.

4.米国の原案
米国は彼らの原案(例えば生物製剤)全てを交渉の場に示している訳ではない。メルボルン全体会合以降の見直しの状況について知りたいのだが、まだ米国側で議論されている段階で、彼らの知的財産権保護についての代替案はまだ見ていない。ダラスの全体会合で新たな案が出される兆しはない。
US has not tabled all texts (biologics). Not seen any replacement for their IP text, is under discussion in US, would like to know what rethinking has been happening after Melbourne. No indication new text will be tabled in Dallas.

5.SOE(国有企業)
米 国による説明はあったようだが、彼らの目的や期待が、どのように彼らの提示した案と結びつくのか明確ではない。そのことに ついての議論はダラスで行われる予定。ニュージーランド側としてはその詳細について依然懸念を持っている。
SOE – some clarification by US apparently, but still not clear how the US objectives and expectations relate to the text they tabled. Discussion of that will take place in Dallas. NZ still has some concerns about the details.

6.タバコ
米国は米国政府内にて検討されている規定を用意しているかもしれないが、交渉担当者たちにはまだ知らされていない。この件に関する例外規定が適切に扱われると考えて も良いのかと尋ね たが、彼は米国の案について早まった判断はできないとのことであった!ニュージーランドは公衆衛生に関わる目目に反することはしないとい うことだが、そこで私は、妨げになることはもう既に行われていると伝え、それが大手タバコ会社とタバコ規制推進者の間の妥協案だとするな ら全く不充分でしかないということも言った。…提案されている例外規定を米国の人々が見たとしたら、その他の国でも審議の対象として取り 上げることを支持するかと尋ねたところ、その他の国についても同じルールが適用されるとのことであった…
Tobacco – US might have some provision but negotiators have not seen it – being discussed in the beltway. Asked whether we would think an exception dealt adequately with the issues – he said can’t prejudge the text! NZ would not do anything to cut across public health objectives – I said you already have and if it is a compromise between big tobacco and tobacco control advocates it will be far from watertight. … Asked if he would support release of the proposed exception for discussion in countries other than the US if US people have seen it – said the same rules would apply as for the rest. …

7.ISDS投 資家対国家間紛争処理システム:
含 めることに合意したのか、議題から外していないだけなのかと尋ねた。どうやら(収用に関する付帯条項等の)保護条項が含まれる前提 で、含めることに 合意したことは明白である。彼によると米国も同様に懸念を抱いているとのこと。
私が米国モデルの二国間投資協定はオバマ氏が約束したものと違うのではないかと尋ねたら、二国間投資 協定と環太平洋 パートナーシップ協定は別問題であると取り繕った。(全くがっかり!である)
ISDS – asked whether we have agreed to its inclusion or just not taking it off the table. Pretty clear they have agreed to its inclusion, provided safeguards are there (ie expropriation annex etc). He said US has the same concerns – I asked about US model BIT that was not what Obama promised – he pretended the BIT was a different issue from TPPA (you can tell that this was VERY frustrating).

8.農業
メルボルンでの双方向協議の後、交渉はダラスで再開される予定。(ニュ−ジ−ランドにとって)酪農分 野の市場参入は譲 ることのできない一線だと言い、オーストラリアも再交渉を求めている。オバマ大統領は時宜にかなった包括的な交渉を約束している。ニュー ジーランドもそれを望んでいる。
Agriculture – discussed bilaterally in Melbourne, not since, will resume in Dallas. Said market access for dairy was a red line, Oz also still wants to reopen. Obama promised timely and comprehensive negotiations. That’s what NZ requires.

9.今後の交渉
条項の各章間の調整について内閣からの新たな交渉委任を求める可能性がある。このことは分野横断的な交渉が7月に行われるかもしれないことを示唆している。しかし多分それは9月だろう。(翻訳:大谷 一平、堀内 葵)
Could be seeking a new negotiating mandate from NZ Cabinet on trade-offs between chapter. This suggests cross-sectoral negotiations could be in July, but probably September.

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