「TPPに反対する人々の運動」

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zoom RSS TPP=異常な契約=危険な選択!(APEC報告集6)

<<   作成日時 : 2012/01/06 00:32   >>

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TPP=異常な契約=危険な選択!
APEC開催地ホノルル熱烈闘争レポート


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<驚きにあふれた発見>
 潮風と海原と太陽、そしてどこまでもピュアな青と緑の大自然。笑顔の中に息づくアロハ・スピリットと豊かなポリネシアン文化。駆け足で極めて短い旅ながら出会いのすべてが、驚きにあふれた発見。モアナ・ヌイ会議で繋がる環太平洋の個性的な異国の人々との感動的な交流。喧噪と緊迫のなかでの大規模デモ。
東と西の文化が交わるハワイ大学での激論や現地の農場視察を通し、私たちの反TPP運動は「1%の富裕層と99%の貧困層」をもたらすとする反格差(OCCUPY)運動にも重なる。やがて、からだの奥底から沸々と込み上げる怒りは、何倍にも増幅して日本に持ち帰ることとなった。

<舞台を変えての闘い>
「参加に向けた関係国との協議に入る」を決断した野田総理。オバマ大統領の「自由貿易協定、イエスかノウか?」の問いに、当然「NOだ(野田)」と答えると思いきや、事実上の交渉参加表明。断じて許し難い。
 国民的議論もコンセンサスもなく、国民の1千万人署名を無視し、都道府県議会の9割や市町村議会の8割、そして国会議員の過半数の反対もしくは慎重決議を軽視してまで前のめりに突き進んだ拙速判断は、民主主義国家のリーダーに非ず。万死に値する。まさに、独裁国家のリビアのカダフィ大佐ならぬノダフィ将軍だ。
「国民の生活が第一」の政権公約は「アメリカ国民の生活が第一」いや「多国籍企業の利益が第一」の聞き違いだったのか。我々のTPP参加反対運動は、延長戦という舞台を変えての闘いとなったが、決して負けられない闘いとなった。

<垣間見た米国の本音>
 APEC首脳会議会場のハレ・コア・ホテルを取り囲み、TPPなどのグローバル(地球規模)化の動きに反対する大勢の仲間たちとデモや集会に参加したが、日本からは北海道農民連盟の6人と府県の市民団体「TPPに反対する人々の運動」7人との合計13人とは、あまりにも寂しかった。
 しかし、東日本大震災からの復興が進まない中、TPPは多くの人々の命と暮らし、食と農と地域経済をズタズタに壊す亡国と壊国の暴挙であることも鮮明に浮き彫りになった。
 ハワイ地元紙が「日本をおびき寄せた」とトップで報じ、アメリカの失業対策に日本を利用することや対中国包囲網での米軍駐留(ミリタリープレゼンス)の確保、農産物・保険・自動車における非関税障壁撤廃要求などアメリカの本音が垣間見えたからである。日本はハイリスク、ノーリターンで輸出競争に勝てないばかりか、デフレが拡大して景気をさらに悪化させるだけである。

<踏んではならぬ韓国の轍>
 ハワイ大学で開かれた集会では、「APECとTPP―私たちは何を知り、何をすべきか?」をテーマに討論を行った。ニュージーランド、オークランド大学のジェーン・ケルシー教授が参加し、「TPPは参加国の人々の為のものではない。大企業だけが利益を得る」と指摘したうえで、「日本農業への攻撃だけでなく、加盟各国の労働条件の悪化などにつながる」として警鐘を鳴らした。
 米国の市民運動家のロリ・ワロック氏も、「TPPは賃金を下げ、労働者がどん底に向かい突き進む競争をもたらす。交渉に参加すれば日本でも同じことが起こる」と警告した。騒然となった韓国批准国会の轍を踏んではならぬ。

<戦略なき無謀な賭け>
 「リメンバー、パールハーバー!」「トラトラトラ」しょせん戦術的な勝利で、大局的見地に立った戦略がなかったところに小国日本の悲劇があった。無謀な賭けに出た日本軍の暴走は、泥沼化し悲惨な結末へと突き進む。まさに、日本にとって「真珠湾」は、またもや歴史のターニングポイントとなった。

TPP交渉参加反対道農連代表派遣団長
北海道農民連盟副委員長 山居 忠彰

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